霧深き高原の森・・・朝霧が私を包み込むように迎えてくれた。早朝またもや雨であった、鉛色の空・・・・眼下に見ゆる木々は深緑、雨の早朝四時を少し回った頃、戸外は思いのほか冷え込んでいる、深く深く深呼吸してみる湿り気を帯びた冷たい空気が私の体の中に入り込む、何ともひんやりとし心地よい。体が軽い・・・・頭脳明晰な一日になりそうな予感・・・・・。
そうそう・・・・もうすぐ半夏生、そして大好きな七夕だ。夏だねぇ~~・・・・。
我が郷土の詩人 『川上澄生』
かぜとなりたや
はつなつの かぜとなりたや
かのひとの まへにはだかり
かのひとの うしろよりふく
はつなつの はつなつの
かぜになりたや