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大弛(おおだるみ)峠       キビタキ

塩山に在、ロケハンを兼ねてさらに足を延ばし大弛(おおだるみ)峠 へ緑深き山々太陽に近いのか紫外線が強く日中は暑いこの時期当たり前のことだが、・・・連日の猛暑・酷暑の為弱ってきている我が体のメンテナンスも含め温泉に…。山間の集落・・・村のはずれにある小さな小屋に200円で入れる温泉施設がある夕刻になると村の老若男女たちが集う都会でいえば銭湯のようである。露天風呂などはなくごく普通の風呂でありこれがなかなか良い、効能は以下のとおりである。
ナトリウム・塩化物泉
[泉 温] 40℃
[効 能] 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、婦人病、外傷、火傷、皮膚病、など。
地元の方曰く「実際の温度はもっと温くボイラーで沸かしている、湯は使い放題源泉かけ流しだ、3日通えば汗疹は治る」とのこと 、「お兄さんどこから来なすった?このさびれた村に何をされるかのぅ?」と湯上りの老夫婦、お兄さんと呼ばれる年齢ではないが、かっこよく東京方面からと・・・「二、三日居りますが野鳥の撮影と、星の撮影ですね、」ほおー・・・スターウオッチングとバードウオッチングですか・・・ならば野鳥の名所良いところがあるが明日も居れば案内するがと、初めての土地なのでこれほどありがたいことはない。感謝・・・人情の触れ合いにまた感謝。湯上りの爽やかさ戸外に出れば、真っ暗な山間の里、・・・・蛙(かわず)の鳴く声と薄月夜の印象的な一夜となった。

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             「月  光」

しづかにてらせる 月のひかりのなどか絶間なく ものおもはする

さやけきそのかげ こゑはなくともみるひとの胸に 忍び入るなり

なさけは説《と》くとも なさけをしらぬうきよのほかにも 朽ちゆくわがみ

あかさぬおもひと この月かげといづれか声なき いづれかなしき
                                              『島崎藤村』
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by hiro-0941 | 2008-07-27 21:43

   華            ノビタキ

東京郊外にある玉川上水界隈、淡く豪華にも悲しげにも様々に曖昧な色合いを変える紫陽花もこの時期色も薄れ枯れ始めてきた。珍しく携帯電話にて「たった一日だけのお休みよ・・・・。」と、散歩のお付き合いをした。大きな欅並木がかつては林立し、もっともっと木々が生い茂っていたはず、近年・代も変わりまた、通行の妨げになるのか、すっかり枝を落とされた欅並木を歩く。梅雨の時期独特の纏わりつくような湿気がこの上水沿いでは少しひんやりとした感じがする。少し足を延ばし昔の面影武蔵野を思わせる農家の農園・・・庭先にてウグイスが鳴く嗚呼!!心癒やされる一時を過ごした。

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平安の万葉のその昔詠み人たちはこの紫陽花の花を色恋にあてて歌った。

『あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながら折る身ともがな』

『茜さす昼はこちたしあぢさゐの花のよひらに逢ひ見てしがな』        詠み人不詳
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by hiro-0941 | 2008-07-15 23:42

七     夕                  ソンブレロ銀河   M104

梅雨らしい時期がこの何日か続いている、、夜戸外に出ると肌寒く、少し遊びが過ぎたのか、体調悪く風邪を引いてしまったらしい、夏風邪用注意せねば。



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一年に七日の夜のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも   「万葉集よみ人しらず」
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by hiro-0941 | 2008-07-08 23:30

半夏(からすびしゃく)           網状星雲

雨上がりの小路の先、くちなしの花が香る垣根がある。思い出ははるか遠くに・・・・・。
夏至も過ぎ、夏季の真ん中にあたる梅雨の最中、しとしと長雨が続くのが本来であるが、近年の気候が変わったようだ。農繁期のこの季節に私の大好きな菖蒲の花が咲き始め、半夏(からすびしゃく)が生えてくる。また、ゆうすげも咲き始める素晴らしい季節!!。


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美しき川は流れたり そのほとりに我はすみぬ
春は春、なつはなつの 花つける堤に坐りて
こまやけき本の情けと愛とを知りぬ
いまもその川のながれ 美しき微風ととも
蒼き波たたへたり

                                             『室生犀星』
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by hiro-0941 | 2008-07-01 23:16