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よいお年を

一年のご愛好に感謝しつつ・・・・皆様、より良き新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。


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 暮れて行く年は身にそふ老なれど春まつ月のいそがしきかな   『 鴨長明 』
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by hiro-0941 | 2008-12-28 22:50

冬      至

奥山時雨れる散紅葉を見たいと思いつつ、11月は我と我が身を厭い休息日々であった、もう年の瀬を迎えつつあるこの時期に、里山の主より正月用の野菜と干し柿を取り来ぬかと、誘いがあり出かけた、山里は奥深く冬枯れ、あたり一面真っ白に霜が降りていた。先頃尋ねた北信の山々の冬枯れし景色が思い出されてらぬ。
いつものように農家の庭先でしし鍋やバーベキューも始まりご馳走になる。奥さま、おばあちゃんの手作りの、干し柿の旨い事陽だまりの如く暖かな温もりが私を癒してくれた。



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飲む湯にも焚火のけむり匂ひたる山家の冬の夕餉なりけり

木の間よりわれにさしたる冬の日の日かげは寒し光りながらに

澄みとほる冬の日ざしの光あまねくわれのこころも光れとぞ射す    『若山牧水』
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by hiro-0941 | 2008-12-23 21:01

師     走          カワセミ

早いものだ、つい先日までは錦秋に染まる山々の紅葉を目で、楽しんでいたが、もう年の瀬、ご多分にもれず当方の会社もそれとなく気ぜわしく繁忙の日々である。事務所3階より見える玉川上水の黄葉していた葉もすべて散り落ち、すっかりと冬枯れの景色、師走にしては珍しく温かな小春日和の一日。赤煉瓦のカフェーにて、木漏れ日の日差しがやわらかく私を包み何時しかまどろみの世界へと・・・・。
先月の体調不良から、回復した祝いと言っては大げさな話ではあるが、何度も電話を頂くので、先頃いつもの小料理屋へと。まぁ~お元気になられて・・・もうお会いできないかと・・・・。おビール・それとも熱燗・・・・?白子が旨そうなので熱燗で一杯。暫くして私の隣の席に座り、ねぇ~お体大切に・・・と赤いルージュから漏れる吐息がワイシャツの肩にかかるようだ。


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降る雪の空に消ぬべく恋ふれども
              逢ふよしなしに月ぞ経にける    『万葉集作者不詳』
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by hiro-0941 | 2008-12-21 22:35

横浜ベイ                    みなと未来

晩秋の銀杏並木・・・。黄金色に輝く都会の街並みが優雅に美しく明るくも感じる、その黄色い葉が季節風に吹かれて舞い散る路道を歩く、
大都会もこれから秋から冬へと変わるこの季節が私にとって最高の至福の一時である。
花は咲き・・・・、その花散りて結ばれし木の実は大地に散りゆく時を経て芽ぶき・・・その芽は再び花と実を宿す・・・・・。
人の心は千変万変と移り変わりゆくがこの季節の巡りは不変に変わることはない・・・・。
もの深く想うこの秋・・・誰ぞこの私を尋る々こと在りや…。
体調不良にて一週間の静養をし、足元多少ふらつきもするが、いつまでも家にてごろごろしていても始まらない、少しづつではあるが
仕事に慣れなければと週の初めに出社す、事務所の扉を開けると、私を見つけた事務の女人(ひと)私の背中に手をまわし
もう大丈夫なのですか・・・・?と、私を案じるその眼差しは、どこまでも優しく、清楚で晩秋の柔らかな日差しと同じであり、我が心のひだに刻まれし朝となる。
人の情けに窓ガラスより差し込む晩秋の日差しが、磨り硝子の如くに見えた。


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先月、北信方面へと・・・・赤倉温泉に遊び、関温泉から、やわ肌の温もり忘れられぬ野尻湖の宿へと・・・・、尋ね廻った折にやはり思い浮かぶのは明治の女流歌人与謝野晶子が有島武郎を偲んだ歌。

『赤倉に 野尻の湖を見しほどのさかひに せめて君のおはさば』

『白くしてこれは冷たき唇ぞ 吸はで去らまし野尻の湖水』

『身に沁むは 苦しけれどもそのさまに あまり遠かる野尻の湖水』
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by hiro-0941 | 2008-12-08 12:48