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半 夏 生                         コマドリ

箱根在、毎年友人たちと恒例のバンガローを貸し切って思い思いのことをしながらリフレッシュの箱根旅となる、もみじ葉の青さが鮮やかな宿の庭にて早朝より湖の水面などを眺めつつ思うことしばし、昨夜からの酒も幾分か残り、それにしても昨晩の盛り上がりは一体何であったか、………老いても恋愛論へさらには政治経済、壮齢を重ねしこの我が身が断固政治を変えてみせると・・・・・・、昔話は尽きることなく……、誰かが云ったか、過去を顧みる人は老人なり。恋愛の話をさせればお前だと揶揄され、別段そんなことはどうでもよい、過去を訪ねれば様々なことが蘇える……。
人はいつかはわが身の生業の為に生きなければならぬ時もあろう・・・・、誰しもが、我と我が身の為に生きようとするが、時には若かりしが故に…、貴方は誰かの為に生きようと思ったことはなくて、ねっ、私の為に生きて……、と、女人は熱く語った半夏生の夜…夏の夜風が頬をなでる、若かりし懐かしの友らと梅雨空の下、酔いに任せて歌を歌えば熱情ほとばしるわが青春のひとコマひとコマが走馬灯の如くセピア色のスクリーンとなって甦る、浴衣の女人汗ばむ手で私の手を引き、ねっ!、もうすぐ盆踊りね……、嗚呼夏草の香りが切なく遠き思い出のなかに。

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ありきつつきつつ見れどもいさぎよき人の心をわれ忘れめや

雨こそは頼まばもらめたのまずは思はぬ人と見てをやみなむ 『万葉集よみびとしらず』
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by hiro-0941 | 2010-07-02 23:50